
やってきました最近読んだ本の書評のコーナー。
色々忙しくて2か月程度期間があいてしまいましたが、今回もレビューしていこうと思います。
読んだきっかけ
- タイトル的に日常生活で役立ちそうだと思ったから
- 1ページ1HACKずつとなっており読みやすそうだったから
総合的な書評
具体的な製品やアプリが載っておりわくわく感がある
この手ライフハック本に関しては数多存在しますが、そういうものの多くは抽象的な技術の羅列だったりすることが多く、
「では具体的に何をどうすれば良いの?」という状況になりがちです。
本書においてもそのような抽象的な項目もありますが、書籍の中では具体的なアイテムやアプリが紹介されています。
例えば、HACK009において
「タイマーを持ち歩いて時間の見積もりを正確にする」
という項において本書ではおすすめのタイマーとしてタニタのTD-370Nバイブレーションタイマーが紹介されており、
カウントアップ・カウントダウン、バイブレーション機能が仕事でも使いやすいと詳しく説明されています。
↓紹介されたタイマー。結構小さいです。
このように具体的なアイテムがいくつも例示されていて想像しやすいのは他の書籍に無い利点ですね。
TextExpanderでよく使う語句を登録しておく
仕事の中でメールを書く機会は多々あると思いますが、そのメールって結構定型文が多いですよね。
そのような定型文を毎回手打ちしているのは言ってしまえば時間の無駄だと思います。
この本で紹介されているTextExpanderはそのような文章入力を簡略化してくれるアプリとなっています。
このアプリは有料アプリとなっているため、私の会社では利用できませんが、私は代わりに辞書登録で代用しています。
例えば「○○(上司の名前)さん」と入力すれば、変換で「○○さん。お疲れ様です」と入力できるように私は設定しています。
またメールの署名を自動的に表示させる方法もこのHACKの一つでしょう。
こんな感じで、有料アプリが使用できなくても、「単語の追加」を自分好みにカスタマイズすることで自分のやりやすいように変換することができます。
モレスキンノートブックとは?
本書では手帳におけるタスク管理のライフハックの実例として「モレスキン」という手帳がたびたび登場します。
あのゴッホやピカソ、ヘミングウェイが愛用した伝説的なノートブックを1997年に精巧によみがえらせたものらしいです。
ちょうど2022年になることもあり新しい手帳を探していた私は、この本の影響で購入してみることにしました。
購入したのは下に示す星の王子様モデルの手帳です。
実際の写真は以下のような感じです。

(大きさの比較のためにマッキーを置いてみました。 切り抜き雑ですいません)
このモレスキン手帳の特徴として
- ハードカバー
→辞書でよくあるような質感。叩くとコツコツと鳴る感じ。
- 止めゴム付き
→図の黒いゴム紐。何か挟んでも纏めやすい
- 中は英語メイン
ざっとこんな感じです。
本手帳を使った感想としては率直に言うと「使いづらい」でした。(モレスキンの人すいません)
私が手帳を使用する主な目的としては、仕事における打ち合わせやデータのメモ+仕事の予定記入がメインです。
なので私が手帳に求めている機能としては
- メモがしやすい
- カレンダー意外のメモページが多い
- 月別のカレンダーに予定を記入しやすい
ことです。
まず一つ目のメモのしやすさに関してですが、モレスキンの特徴であるハードカバーが邪魔をします。
本手帳は結構な縦長+背表紙までのハードカバーにより、結構閉じようとする力が生じます。一般的な革製の手帳の感じに慣れてしまうと違和感を感じると思います。
次にメモページの多さですが、この手帳は週間手帳であり、見開きの左半分に週カレンダー、右半分がノートとなっております。
会議が一つでも入っているとそのメモですぐ右半分のノートが埋まってしまい、とても1週間分の内容を書くことができません。
かといって週間カレンダーが終わった後に沢山白紙のノートがあるわけでもなく、全体的に分量は薄めです。
会社勤めの手帳としてはやはりノート部分が沢山あることが一番のポイントであるかと思います。
最後に月間カレンダーについてですが、この手帳はデザイン重視であるため、月別のカレンダーのマスはとても小さいです。一つ予定を入れるともう一杯となります。
以上酷評してしまいましたが、本商品についてはビジネス用途ではなく、おそらく日記のような使い方を想定していると思われるのでビジネス用途で評価するのは酷だと思います。
結局私は、ビジネス用途の手帳は他の手帳を使用していますが、本手帳については自宅で書籍を読んだ際に思いついた内容を綴る手帳として有効利用しています。
情報を集めるタイミングと読むタイミングをずらす
本HACKでは情報収集の効率化方法として、調べた情報を全文読んでいくのではなく、気になった情報はとりあえず集めておいて、後で纏めて確認する方法が紹介されています。
本HACKを助けるサービスとして本書ではPocketが紹介されていますが、私はEvernoteをよく利用しています。

Evernoteは基本無料で使用できるメモ・情報整理アプリです。チェックボックスリストが簡単に作成できるので、タスク一覧を可視化する際に非常に便利です。
そのEvernoteのWebクリッパーという拡張機能を使用するとWebサイトの文章やスクショなどを簡単にEvernoteに保存することができるため、「とりあえず後で読もう」という記事を記録しておくことができます。
私は特にブログ執筆の際に複数の出典から情報を比較する際に非常に重宝しています。
このようなメモアプリは他にも沢山有りますので、自分の好きなものをインストールして使用するのが良いかと思います。
まとめ
今回は「ライフハック大全」についての自分なりの書評を書きました。
本書は他のライフハック本と比較して実際のアイテムが色々紹介されており、そのようなアイテムについて読んでいるだけでもわくわくできる内容となっております。
具体的なライフハック本を探している人にとてもオススメな内容となっていますので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?