このブログ名の由来について

ブログを開設してから今日で約2か月が経ちました。

今回は箸休めとして私がなぜこのブログ名にしたかについて語ろうと思います。

目次

名前の由来

このブログ名の由来は王翰の涼州詞から取りました。

涼州詞は漢詩で以下の内容です。



葡 萄 美 酒 夜 光 杯
欲 飲 琵 琶 馬 上 催
酔 臥 沙 場 君 莫 笑
古 来 征 戦 幾 人 回

詞の意味としては

葡萄で作った旨い酒を月の光に照らされたグラスに注ぐ

今それを飲もうとすると馬の上で琵琶を鳴らす音が聞こえる

砂漠に酔いつぶれてたとしても笑ってくれるな

古くから(西域)に戦に行った人が何人かえってこれただろうか

という意味です。

王翰は豪快な性格な唐代の詩人です。

古代中国において涼州付近は西域(中央アジア周辺)の様々な物品が入ってくるところでもありまた異民族と戦闘に出かける場所でもありました。

上2行の葡萄美酒や琵琶馬上催はそんな西域におけるエキゾチックな雰囲気を表しており

下2行では異民族と戦いに行く物悲しさをうたっています。

なぜこの名前を付けたか?

これは単純にお洒落で風流な名前にしようとしたからですね。

この漢詩に関しては高校の漢文の教科書に載っていて妙に心の中に残っていたことを覚えています。

私は高校から理系の道を選択して学んできましたが、古典・漢文や世界史といった歴史系の科目の方が好きでした。

そのため、琴線に触れた作品については今でも印象に残っています。

(たとえば源氏物語において源氏が柏木に対して

「過ぐる齢に添へては~~」と言った圧力で柏木が病に伏したところとか…)

理系の道にすすんだのはどちらかと言えば就職等を考えた打算的な考えが大きかったような気がします。

(当時から怠惰でコミュ症だったため、文系にいったら何もしなくなって就活で撃沈するだろうと考えていました。この選択は今となって考えてみれば正解だったと思います。また好きなことを本業にしてしまうとその嫌な側面も知ってしまうので趣味の方が気楽で良いという自分の考えもあります。)

まとめ

今回はこのブログ名の由来について綴りました。

本当はブログの内容と関連した名前にした方がSEO的には有利らしいのですがあまり良い名前が思い浮かばなかったので、自分の好きなものの名前にしました。

今現在は始めたばかりなので、試行錯誤の段階ですが、いずれは名前に合うようなお洒落なブログにしていきたいと思います。

それでは

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