みなさんお疲れ様です。しうです。
新年度も約1か月が過ぎ、社会人生活2年目も板についてきたと思います。
今回の記事では昨年1年を振り返って、社会人1年目の心構えとかを考えていこうと思います。
この記事は以下のような人におすすめです
- 学生時代真面目系クズだった人
- とりあえずやりたい事が無い・漠然としたまま入社して不安な人
- 周りの同期が目標をもって意識高そうで不安な人
はい…全部当時の私のことです…。
社会人生活を通して感じたこと 6つ
- やりたいこと・やりたい製品を絞りすぎると辛いこともある
- やりたいことより配属先の上司が良い人かどうかが重要な気がする
- 1年目からFIREとか馬鹿なことを考えない方が良い
- 意外と上司に報告・確認することが億劫な新人がいる
- 理不尽な内容以外上司の頼みは断らない
- お酒は飲めなくてもあまり問題ない
ひとつづつ解説していきます。
1. やりたいこと・やりたい製品を絞りすぎると辛いこともある

近年理系大学生・大学院生の就活ではジョブマッチング型の就活が一般的になっており、部署指定で内定を得ることも増えてきているかと思います。
ただ技術系のメーカーの中には一旦全体で研修を受けさせて、その研修中で役員との面談を実施し、配属先を決める企業も存在します。
特に、学校推薦を使用して内定を得た人に関しては、おそらく詳細な部署指定は無い状態で内定を頂くかと思います。かく言う私もそうでした。
(ここで私が言う「学校推薦」とは最終面接前に推薦状が求められることではなく、大学に来ている推薦に応募することを言っています。)
その場合、研修で配属されるときになって実は希望の部署の募集人数が一人・二人位しかなくて競争率が高いという事態が発生したりします。
中には研修している事業所と配属される事業所が違っており、研修が終わったら引っ越さなくてはならない場合もあります。(僻地からさらに僻地に行くことになる人も…)
実際私の同期でも結構やりたい製品を絞って入社して、実際配属された部署は全然違う製品の部署であるという人も散見されます。
同期と話していても入社時に想定していた仕事内容と現在の内容が乖離しており悩んでいるという人を見てきました。
これは完全なる自分の持論なんですが、仕事とか勉強って自分の興味で始めるものではなくって、初めはやらされることから始まるけど、やっていくうちに愛着や責任感が湧いてきてもっと知りたくなるものだと思うんですよね。(自分が受け身なだけかもしれないですけど…w)
もちろん、やる前からその分野に興味があることはとても有利なことですが、それまでの知識だけを基に現在の仕事内容をつまらないとしてしまうのはなんか勿体なく感じます。
なので配属の希望が通らなくてもあまり落ち込まない方が良いというのが私の考えです。
2. やりたいことより配属先の上司が良い人かどうかが重要な気がする

1番とも関連しますが仕事ではどんな天才でも上司とのコミュニケーションが必要です。
そのため自分がどんな革新的なアイデアを持っていても上司に聞き入れてもらえなければそれを実現することは困難になります。
逆に上司その才能を妬まれてしまえば、精神的につぶされてしまうことさえあります。
私は現在配属されている部署の製品については、正直言って就活時には考えていませんでしたし、大学の研究的にもあまり関連が無かったのでどちらかと言えばその製品に興味の無かった部類に入ると思います。
ただ、自分の配属された部署の直属の上司や上長はとても気さくで良い人なので、知らないことも聞きやすい環境ですし、そんな上司の期待に応えようと分からないなりに自分で考えようという自主性や責任感も育てられたと思っています。
自分的に一番悪手だと思うのは希望の配属先ではないからといってコミュニケーションを疎かにしたり、そっけない態度をとってしまうことです。
3. 1年目からFIREとか馬鹿なことを考えない方が良い

近年「経済的自立と早期リタイア(FIRE)」という生き方が注目されており、それに伴って資産形成や副業の機運が高まってきていますよね。
中には会社員という立場は縛られている悪いものという論調の人もいるかと思います。
そのような意見をそのまま受け取って仕事をしていると、おそらく仕事中の態度にも出てきてしまうかと思います。
あなたたち新社会人を評価する上長(おそらく40~50代)にはこのような生き方はまだ馴染みのないものなので広く浸透している考えではないです。
なのではじめから「いつか辞めてやる」という態度で仕事をしていると、何かの拍子にそれが上司の耳に入ったり、いつの間にか態度に出てしまったりする可能性があります。
さらに新人の自己評価と上司の評価の乖離が発生してしまい、「結構頑張っているのになんで評価してくれないんだ…」といった辞めたくなる負のスパイラルに陥る可能性が高いです。
なので社会人のはじめの3年くらいは余程職場の環境や人間関係に問題が無い限り、仕事をがむしゃらに頑張った方が良いかと私は思っています。
4. 意外と上司に報告・確認することが億劫な新人がいる

私は元が結構心配性なので、なんでも上司に確認するタイプなのですが、同期の話を聞いていると上司の確認なしでそんなことしてしまうの?っていう人が居ました。
(例えば、自分の職場は昼休憩の時間が決まっているのですが、用事があるので先に昼食をとるのを上司に連絡しないとか…)
自分的にはあとで上司に指摘されて気まずい内容は先に報告するようにしています。
そのためにも直属の上司との関係は良好な状態を保っておくのが良いですね。
5. 理不尽な内容以外上司の頼みは断らない

社会人をやったことがある人は分かるかと思うんですが、新人の1分と上司の1分って結構価値が違うんですよね。日本の伝統的な企業(いわゆるJTC)だとその傾向が顕著です。
何でこんな差が生まれるかというと、
- 管理職になると仕事量が膨大になり会議も多いので時間が無い
- 良くも悪くも年功序列なので責任は上司の方が大きい
大体の管理職(上司)は仕事の忙しさでイライラしていることもあるので、余程理不尽な内容ではない限り断ることは辞めておきましょう。
自分の意見を入れるのであれば上司に依頼された仕事に色を付けるために、それでも自分のやり方で仕事をしたいのであればメーカーとかではなくベンチャーとかにいった方が無難です。
6. お酒は飲めなくてもあまり問題ない

これはいまの情勢限定かもしれません…
現在のコロナ禍だと歓迎会や忘年会が悉く中止となっています。あったとしても非公式で数人で…ということが多いです。
私も飲めるには飲めるのですが、味があまり好きではないので進んで飲む方ではないです。
このコロナ禍でも1・2回飲みにつれて行って貰う機会がありましたが、私はサワーで済ませたのを覚えています。
現在はそんなアルハラみたいな雰囲気も無いので、ビール以外も頼みやすくなってきているかと思います。
(本当はビールを飲めた方が印象が良いのでしょうけれど…)
なのでビールが飲めないからといって極度に心配する必要はないと思っています。
まとめ
纏めると
「上司に信頼されるように仕事には真面目に向かおう!」
という至極真っ当な結論に落ち着きます。
皆さんも最初の一年くらいは他の事を差し置いても頑張ってみてはと思います。
(もちろん精神を壊しそうなら逃げた方が良いですよ!!)
それでは。